正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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アンノウン
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アンノウン
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2011年
アメリカ/ドイツ
時間113分
監督ジャウマ・コレット=セラ
脚本オリヴァー・ブッチャー、スティーヴン・コーンウェル
音楽ジョン・オットマン、アレクサンダー・ラッド
出演リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジャニュアリー・ジョーンズ、エイダン・クイン

オフィシャルサイト

 雪の舞うベルリンに降り立った植物学者のマーティン(リーアム・ニーソン)は、宿泊先のホテルで鞄がひとつ足りないことに気付き、チェックイン手続き中の妻エリザベス(ジャニュアリー・ジョーンズ)に何も告げずにタクシーで空港へ引き返す。ところがその途中、突然の事故に遭遇。タクシーごと川に転落したマーティンは昏睡状態となる……。

 というのがコトのはじまりで、4日後やっと目覚めた彼が混濁した意識のまま妻のもとに戻ると、妻の口から意外なことばが飛び出す。彼女は夫マーティンを“知らない人”だと言ってのけるのだ。しかもそう云う彼女のかたわらには、自分と同じ名の“夫”と称する男までいるのである。パスポートに身分証、さらにはエリザベスとの新婚旅行写真まで持っているその男に、マーティンは言葉を失う。
 こうして、自分を証するものもなく、それこそ「アンノウン」(身元不明)状態となってしまった彼の、“自分探し”がここにはじまることになる。その上、どういう訳か彼の命まで狙う怪しげな男たちまで現われ、事態はマーティンにとってノッぴきならぬならぬ方向へと動き出しはじめる……。

 前作「エスター」が面白かった本作の監督ジャウマ・コレット=セラだが、ここでもなかなか快調だ。何しろここでは、主人公の“自分探し”に観客まで付き合わせようというのがこの監督の魂胆だ。そしてそんなミエミエの魂胆にいつの間にか観客を乗せてしまうのも監督の力量だろう。

 ただ、あまりにも主人公に都合のよすぎる助っ人ジーナ(ダイアン・クルーガー)の配置はどうかと思うが、普通の植物学者であるはずの主人公が、あのジェームズ・ボンド並みに強いそのナゾが明かされる納得の終盤や、たたみかけるような二段構えのラストまで、途切れることのないサスペンスの持続はリッパなものだ。
(2011/5/17)

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