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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1997年
アメリカ
時間93分
監督ジョナサン・モストウ
脚本ジョナサン・モストウ、サム・モンゴメリー
音楽ベイジル・ポールドゥリス
出演カート・ラッセル、J・T・ウォルシュ、キャスリーン・クインラン、M・C・ゲイニー、ジャック・ノーズワージー

 本物かと目を疑うCG映像がネット上にはいくつもある。映画の世界も今やそんなホンモノまがいのCG作品が花ざかりだ。だがそのほとんどはゴテゴテに飾り立てたカラ箱みたいなもので、見た目は楽しめるかもしれないが、力を入れたCGに見合うだけの作品は、まだ少ないようだ。
 ところで本作だが、ここにはそんな無機質なCG映像はない。あるのはただ、人間同士の駆け引きと、そこに生じる生身の闘いだ。そして、これこそが映画本来の面白さだろう。

 広大なアメリカの人里はなれたハイウエイ。一台の赤い最新型ランドクルーザーが走っている。乗っているのはテイラー夫妻。そう、夫のジェフ(カート・ラッセル)と、その妻エイミー(キャスリーン・クインラン)だ。だが、突然クルマが故障。夫妻はほどなく通りかかった長距離トラックに助けを求め、妻だけ近くのダイナー(簡易食堂)まで乗せてもらうことになる。だがこれを最後に妻の行方はようとしてわからなからなくなってしまう……。

 故障を修理した夫は妻が待つダイナーへ向かうがそこに妻の姿はなく、その姿を見た者さえいない。皮肉にも彼の高級車が、身代金が取れるとみた悪党どもを呼び込んだのだ。彼が、妻を探して立ち寄る保安官事務所の多数の行方不明者の写真がアメリカの現実を見せつけて恐ろしい……。

 かくて、身代金を要求してきた男たちと、何としても妻を取り戻したい夫との、ガチンコ対決がはじまるのだが、主人公k・ラッセルの、カラダを張った孤軍奮闘がまさにハラハラドキドキで、見る者の目を画面にクギ付けにすること請け合いだ。怖いのは、犯人の男たちが、よくありがちな“闇組織”などに属する連中などではなく、隣近所のどこにでもいそうな普通の男たちであることだ。行方不明者の多さとともに、そんなアメリカの怖い部分を垣間見るような一篇である。
(2011/5/21)

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