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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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アジャストメント
THE ADJUSTMENT BUREAU

アジャストメント
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2011年
アメリカ
時間116分
監督ジョージ・ノルフィ
脚本ジョージ・ノルフィ
音楽トーマス・ニューマン
出演マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、テレンス・スタンプ

オフィシャルサイト

 本来「運命」とは、人間の意志ではどうにもできない不確定な未来の筈だ。ところがここでは、人の「運命」は確定しており、それが予定どうり進むかどうか常にコントロールされているのだ。そしてその「運命」を人為的に操作するのが、ほかならぬ原題の「アジャストメント・ビューロー」(運命調整局)なる謎の機関のエージェントたちだ。

 上院議員選で逆転負けしたデヴィッド(マット・デイモン)は、その時、偶然出会ったエリース(エミリー・ブラント)に心惹かれ仲良くなりかけた矢先、怪しげな男たちに拉致されたうえ彼女との再会を禁じられてしまう。デヴィッドはそこで初めて自分の運命が、「調整局」によって操作されていることを知る。エージェントたちのバイブル“運命の書”ではデヴィッドとエリースの運命は、それぞれ別の人生を行くことで叶う運命だったのだ。そしてそれは、政治家を目指すデヴィッドには大統領の椅子。バレーに打ち込むエリースには世界的ダンサーの栄光だった……。

 その3年後、連絡の取れなかったふたりは再び運命的な出会いを果たす。だが、デヴィッドが彼女への愛を貫くことは、“平凡な人生”を選択することでもあったのだ。そんなふたりの出会いを察知したエージェントたちは、確定コースへの“調整”のため、ふたりをあらゆる手段で引き離しにかかってくる一一。

 この映画に「ジェイソン・ボーン」並みのアクションを期待してはいけない。なぜならここには、タフなM・デイモンはいないし、派手な銃撃戦もカーチェイスもないからである。ただ“自分の運命は自分で切り拓く”とばかりに愛する女性の手を引いて、ひたすら都会の街角を逃げ回る中年男がいるだけだ。小役人を絵に描いたようなエージェントたちが、特殊能力を発揮して異次元ドアを行き来はするものの、これはまぎれもないロマンス映画にほかならない。
(2011/6/1)

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