正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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リアル・スティール
REAL STEEL

リアル・スティール
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2011年
アメリカ
時間128分
監督ショーン・レヴィ
脚本ジョン・ゲイティンズ
音楽ダニー・エルフマン
出演ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー

オフィシャルサイト

 そう遠くない未来の2020年。人間同士のボクシングはもはや飽きられ、より激しくぶつかり合う高性能ロボットによる“格闘技”が人々を熱狂させていた。元ボクサーのヒュー・ジャックマンは生きる場所を失い、今やその格闘技プロモーターとして細々と生計を立てている。

 そんな時、彼の前に現れるのが10年前に別れた息子のダコタ・ゴヨ扮する少年だ。母親に死なれ、叔母夫妻に引き取られることになった少年は、一時的に父親と暮らすことになったのだ。物語はそんな父と子の心の葛藤をまじえながら、今よりちょっと進んだ近未来の光景、たとえばロボットの捨て場があったり、スタジアムのリングが鉄の鎖やワイヤーに変わっている時代を背景に展開する。もちろん見せ場はチタンなどの鋼鉄製ロボットによる“格闘技”にあるのはいうまでもない。日本語に反応するロボをはじめ、双頭のロボ、さらには3メートル近い巨大ロボなど、ごっついロボたちがリング上で殴り合うのだから豪快この上ない。面白いのは、彼らを操るのがコントローラーを手にした“人間たち”であることだ。つまりここでは、ロボットは一個のマシーンにすぎないのだ。そしてそれが、この映画をより“現実感のある近未来もの”にしている。 

 ある日父子は、ゴミ捨て場に埋まっていたスクラップ同然のロボットを見つける。その旧式で小ぶりのロボ「ATOM」との交流が、離れかけていた父と息子の気持ちをほぐし、やがては太い一本の絆となって親子の心を結んでいく……。

 ま、いうなれば「ロッキー」+「チャンプ」といったところだが、ありきたりな“お涙頂戴”モノにしなかったところがこの映画のいいところだ。“埴輪”みたいでやさしそうな風貌の「ATOM」と、モヒカン頭の最強ロボ「ミダス」の一戦に、子供たち、特に男の子は大喜びするに違いない。この冬の休みに親子で見る格好の映画だろう。
(2011/12/15)

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