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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ダーク・シャドウ
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ダーク・シャドウ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2012年
アメリカ
時間113分
監督ティム・バートン
脚本セス・グレアム=スミス
音楽ダニー・エルフマン
出演ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、エヴァ・グリーン

オフィシャルサイト

 監督ティム・バートンはジョニー・デップとよっぽど気が合うのだろう。ふたりがタッグを組んだ作品は本作で8本目だ。もともと特異な作風のバートンにしてみれば、こちらもどちらかと云うと特異なキャラが得意なデップが、やはり自作での“使い勝手”が良かったのだろう。だが、似た者同士のコラボ作は往々にしてクセが強く、時として客を選ぶものだ。このコンビの作品が肌に合わない映画ファンもまた、いるに違いない。

 さて物語だが、18世紀半ばのアメリカに始まる。その最東端の地メイン州で事業を興し、成功したコリンズ家の御曹司デップが、メイドになりすましたエヴァ・グリーンの魔女に手を出したがために最愛の女性には死なれ、その身はヴァンパイアに変えられて棺桶ごと埋められてしまう、というのがオープニングだ。

 それから200年の時が流れ、工事現場で偶然掘り起こされた棺からデップが復活。70年代の世に甦った白塗りメイクのデップが、今は落ちぶれたコリンズ家の再興に立ち上がることになる。しかし、久しぶりに見る世の中は馬車がクルマに変わるなど一変していて、時代の変化にまるでついていけない、そんなデップが笑いを誘う。一方、衰退したコリンズ家に取って代わってこの街を仕切っているのが、まだ生き延びている魔女とその末裔で、ここに両家の熾烈な争いがはじまることになる……。

 そしてその魔女演じるエヴァ・グリーンが、ここでは最も輝いている。彼女の役どころはコリンズ家の元召使で、デップ扮する主人公バーナバス・コリンズに異常に執着。色仕掛けで落とすものの裏切られ、腹いせにバーナバスの恋人を呪い殺し、ついでバーナバス本人も葬り去るという気性の荒い魔女役だ。ミシェル・ファイファーや、ヘレナ・ボナム=カーターといった大物女優はもとより、さらなる大物デップをも喰わんばかりの彼女の怪演は、何と言ってもこの映画いちばんの見どころだろう。蛇足ながら、主人公の「白塗り顔」はこの監督コンビの前作「アリス・イン・ワンダーランド」以来だが、個人的にはやっぱり苦手だ。
(2012/05/30)

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