正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
映画評の続きを読む

正統派映画評!『映画開拓史』点数の数え方

点数の数え方

正統派映画評!『映画開拓史』のスポンサー

Jocasi

個別映画評

ウェイクアップ!ネッド
Waking Ned

ウェイクアップ!ネッド
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1998年
イギリス
時間92分
監督カーク・ジョーンズ
脚本カーク・ジョーンズ
音楽ショーン・デイヴィ
出演イアン・バネン、デヴィッド・ケリー、フィオヌラ・フラナガン、スーザン・リンチ、ジェームズ・ネスビット

 南アイルランドのタリーモア。ここは人口52人の小さな島の小さな村だ。そしてこの映画の主人公は、その村の住人ジャッキー(イアン・バネン)と、彼の長年の友であるマイケル(デヴィッド・ケリー)の、この二人の爺さんである。

 物語はまず、新聞で12億もの宝くじがこの村の“誰か”に当たった事を知ったジャッキーが、おこぼれにあずかろうと、マイケルを誘ってその“誰か”を探そうとするところから始まる。ふたりは、この村で宝クジを買う常連が18人であることを突き止めると、ジャッキーの妻アニー(フィオヌラ・フラナガン)の3人でチキン・パーティを計画。18人を自宅に招いてその“誰か”が誰なのかそれとなく探るものの、一向にラチがあかない。すっかり疑心暗鬼に陥るジャッキーとマイケルだったが、だがそこで人数分作ったはずのチキンが一皿余ることに妻のアニーが気付くのだ。そう、パーティに欠席した“誰か”がいたのである。その人物こそ、彼らが探す“誰か”なのだが、実はその人物“ネッド・ディヴァイン”はベッドで当たりクジを握り締めたまま、感極まってショック死していたのだ。

 そして物語はここから本題に入って行く。つまり、折角の当選金を無効にすることなく、公平に全島民に分けることこそネッドの意志だと確信したジャッキーとマイケルが、賞金を逃すものかとチエを絞り、からだを張って、その金目当てに動き出すのだが……。

 我が国でも、もうすぐサマージャンボの季節だ。「宝くじで一攫千金」は世界に共通する身近な夢でもあるのだが、ここに描かれる主人公たちの行動は、そのものズバリの「犯罪」でしかない。しかし、それを実行するちょっとオチャメな主人公ジャッキーと、どこか頼りないマイケルの、この爺さんふたりが憎めないので、観客は知らぬ間にふたりを応援してしまうのだ。 
 奇想天外なストーリーとユニークな登場人物に加え、アイルランドののんびりした自然の中で繰り広げられるコメディながら、そのほのぼのとした味わいが心に残る好編である。
(2012/06/19)

トップへ