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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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キューティ・ブロンド
LEGALLY BLONDE

キューティ・ブロンド
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2001年
アメリカ
時間96分
監督ロバート・ルケティック
脚本カレン・マックラー・ラッツ、キルステン・スミス
音楽ロルフ・ケント
出演リース・ウィザースプーン、ルーク・ウィルソン、セルマ・ブレア、マシュー・デイヴィス、ヴィクター・ガーバー

 検索サイト、ウィキペディアによると、アメリカには「ブロンドの女は馬鹿」という偏った見方があるという。風に光る「金髪」がうらやましい「黒髪」文化圏のボクたちからみれば、人の大切なお宝を“宝の持ち腐れ”とののしるかのような偏見だが、本作はそのバカげた“偏見”を逆手に取って、しかも開き直ってみせたあたりが何とも痛快な作品だ。

 そしてもちろん、そんなブロンド美人が主人公なのは云うまでもない。彼女の名はエル・ウッズ。演じているのはこの作品で一躍ブレイクすることになるリース・ウィザースプーンだ。そしてここではその主人公エルは、おバカどころか、学校では人気者だし成績はいいし、社交クラブの会長は務めるし、しかもブランド・ファッションも思いのままの裕福家庭の子女なのだ。つまりエルは云う事なしのご身分なのである。

 お話はそんなエルが、卒業間近に恋人ワーナー(マシュー・デイヴィス)から「政治家目指す僕には、君のブロンドは不釣り合い」と云われて振られてしまうのだが、その一言に一念発起したエルが猛勉強を開始。ついには彼と同じ超難関大学の、しかも同じ学部に見事合格するというチョイと都合のいいノリで始まる。ところが、エルが大学へ入ってみると、すでにワーナーにはヴィヴィアン(マルセ・ブレア)という婚約者がいたのだ。そしてそれが元で、ふたりの女の恋のサヤ当てが…思いきや、ギンギンにポジティヴ思考のエルはヤル気まんまん。自分をコケにして捨てた恋人ワーナーをハナにもかけず、成績はアップするは、殺人事件担当教授の助手に任命されると、鋭い観察眼と洞察力でその教授に認められ、さらにその教授が単なるエロオヤジだったと分かると、その仕返しとばかりに弁護人としての教授を解任に追い込むのである。

 明るくて前向きでしかも派手好きなエルを、R・ウィザースプーンがスカッと快演。もっとも、一見、賢そうにみえない主人公が、名門大学へすんなり入学できたり、これまたなんなく弁護士になっていく調子のいいストーリーが気にならないでもない。しかし、見る者にそんなヒマさえ与えず突っ走る主人公エルの、その元気いっぱいキャラは見ていて素直に楽しめるし、バカげたアメリカの“偏見”をブッ飛ばし、ブロンド本来の“輝き”を取り戻してみせるこのお話しは、だからいつ見ても痛快なのだろう。
(2012/11/27)

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