正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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屋根裏部屋のマリアたち
LES FEMMES DU 6EME ETAGE

屋根裏部屋のマリアたち
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2010年
フランス
時間106分
監督フィリップ・ル・ゲ
脚本フィリップ・ル・ゲ、ジェローム・トネール
音楽ホルヘ・アリアガータ
出演ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルラン、ナタリア・ベルベケ、カルメン・マウラ、ロラ・ドゥエニャス

オフィシャルサイト

 舞台は1962年のパリ。祖父から引き継いだ証券会社の経営者ジャン=ルイ・ジュベール(ファブリス・ルキーニ)は、妻のシュザンヌ(サンドリーヌ・キベルラン)と悠々自適の生活だ。そんなジャン=ルイには、半熟卵のゆで具合がよければその日一日うまくいく、というこだわりがあった。ある日、先代から仕えていたメイドが、ひょんなことで妻シュザンヌとモメて突然辞めてしまう。そこで新しくメイドとしてジュベール家にやって来るのが、若いスペイン人メイドのマリア(ナタリア・ベルベケ)、と云う訳だ。彼女はジュベール家と同じアパルトマンの屋根裏部屋で、同郷出身のメイドたちとともに暮らすことになる。原題の『6階の女たち』が意味するところだ。そしてその個性豊かなメイドのオバチャンたちがここでは実にいいムードを醸し出してユニークだ。

 明るく聡明なマリアは、そんなオバチャンたちの手を借りながらテキパキと仕事をこなす一方、ご主人様こだわりの“半熟卵”も、いつもバッチリ決めて見せる。だから当然のようにジャン=ルイは、そんなマリアに惹かていくのだ。ある時、屋根裏部屋に足を踏み入れた彼は、汚物で汚れたトイレをオバチャンたちから見せられると、すぐさま修理人を手配して彼女らに大いに感謝される。そしてそれがキッカケとなり、マリアたちメイドとジャン=ルイの交流が深まっていく。ところが、夫のそんな変化を妻シュザンヌは見逃さない。そしてあろうことか、彼がてっきり顧客の未亡人と浮気していると勘違いした彼女は、夫ジャン=ルイを部屋から追い出してしまうのだが……。

 いかにもフランス映画、といったエスプリあふれる本作は、本国での公開時、220万人を動員する大ヒットを記録したと、そのPR文にある。それは多分、主人公ジャン=ルイを演じるF・ルキーニの人間味あふれる人物像や、マリア役N・ベルベケの爽やかな演技に負うところ大だろうが、明るくしたたかなメイドのオバチャンたちの存在を忘れてはならないのがこの作品だ。DVDの新作ながら、ジミなタイトルのせいか、いつもレンタル店の棚で売れ残っているのが気になるが、ボクが最近見た新作DVDの中では、オススメの一本だ。
(2013/1/26)

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