正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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Jocasi

個別映画評

アウトロー
JACK REACHER

アウトロー
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2012年
アメリカ
時間130分
監督クリストファー・マッカリー
脚本クリストファー・マッカリー
音楽ジョー・クレイマー
出演トム・クルーズ、ロザムンド・パイク、リチャード・ジェンキンス、デヴィッド・オイェロウォ、ベルナー・ヘルツォーク

オフィシャルサイト

 彼の名はジャック・リーチャー。世界で最も危険な“流れ者”つまり居所不明の「アウトロー」だ。時代劇で云うところの「無宿人」みたいなものか。まそんな、法やしがらみに縛られぬ元陸軍軍人の彼は、キヤッシュカードや携帯電話、さらには車も持たねば恋人や家族、そして仲間さえも作らない、言いかえれば失う物が何もない男なのだ。そんな主人公リーチャーを演じるのは、もちろんあの「M:I」シリーズでイーサン・ハント役のトム・クルーズである。

 事件はピッツバーグ近郊の川に沿った遊歩道で起こる。そこを歩く人々を対岸のビル駐車場から何者かが銃撃。6発の銃弾で無差別に5人の男女を殺害する。だが、その犯人は何故かいくつもの痕跡を残しており、それらの証拠から元軍人でスナイパーの、バーという男が割り出されあっけなく逮捕される。しかし、そのバーは“ジャック・リーチャーを呼べ”と書いたメモを残して黙秘を貫いたあげく、護送中の車中で暴行を受け瀕死の重傷を負う。一方、旧知の男、バーが事件を起こした事を知った主人公リーチャーは、ピッツバーグに姿を現し、バーの弁護を引き受ける女性弁護士ヘレン(ロザムンド・バイク)の調査に協力することになる。だがそこで捜査をはじめたリーチャーは、この事件の背後に別の真犯人がいる、と確信するのだった。そしてその時、リーチャーの身にも危険が迫っていた――。

 原作はイギリスの推理作家リー・チャイルドのベストセラー小説だそうだが、主人公リーチャーの並はずれた腕力、胆力、知力、記憶力、観察力、推理力さらには射撃の腕もスペシャルだし、ドライブ・テクニックにいたってはレーサーもカタナシとくれば、もはや“何おか言わんや”である。文面でならまだしも、チンピラ相手に予告してみせ、そのとおりブチのめしてしまう強すぎる主人公に、ただただ観客はあきれるばかりだ。

 もっとも、そんなパワーのある主人公に匹敵するか、あるいはそれ以上の力を持つ敵が登場すれば話しは別だが、ここにはそんな強烈な相手が出てくることもない。どうやらこの映画、狙いとしてはリーチャーを、次のイーサン・ハントにしたかったようだが、これではチョットきびしいだろう。
(2013/2/10)

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