正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ラストスタンド
THE LAST STAND

ラストスタンド
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2013年
アメリカ
時間107分
監督キム・ジウン
脚本アンドリュー・クノアー
音楽モグ
出演アーノルド・シュワルツェネッガー、フォレスト・ウィッテカー、エドゥアルド・ノリエガ、ジョニー・ノックスヴィル

オフィシャルサイト

 「ターミネーター」のあのシュワちゃんの、10年ぶりの登場だ。もちろんこれまでにも「エクスペンダブルス」など“顔見せ”程度の出演作はあったものの本作みたいな本格的な主演作はホントに久しぶりだ。だからこそここでは、その間の穴はそのままに、今や現役を退いた悠悠自適の役どころ、というわけだ。

 メキシコ国境の小さな町アリゾナ州ソマートン。元ロス市警麻薬捜査課の敏腕刑事シュアちゃんは、麻薬組織に仲間を殺され、心に深手を負ってからは一線を退き、今はこの町の保安官として平穏に暮らしていた。そんな折、シュワちゃんにFBI捜査官のフォレスト・ウィッテカーから連絡が入る。死刑囚の凶悪犯が、移送中に仲間の手引きで逃走。世界最速といわれる新型コルベットで、目下そっちへ向かっていると言うのだ。丁度その頃、その町でも怪しげな一団による騒動が勃発。シュワちゃんはその対応に追われていた――。という出だしはよくあるパターンだが、面白いのはここからで、その凶悪な逃走犯が軍隊みたいに訓練された連中を引き連れていて、逃げる手段に何人もの同じ囚人服の男を街に放って警察を翻弄したり、FBIの検問を装甲車みたいな重車両を使って強引に突破したりと、並の手段では彼らに太刀打ちできないと思わせるところがウマい。だってその国境の町ソマートンで一団を待ち受けるのは、たった5人の保安官たちだからだ。そしてその5人とは、今や老保安官のシュワちやんに、紅一点の女保安官だの、その元カレだの、さらにはヘッピリ腰の弱虫保安官に、月に1回しかも3時間しか開催しない武器庫博物館男だったりと、そんなそこら辺にいる民間人を即席保安官に仕立てての戦力だから、見るものにどうなることかと気を揉ませることになる。かくて、急ごしらえのストッパーたちと、最新鋭の武装集団との、ラストスタンド(最終決戦)の幕が開くのだ。

 「アクション映画のデキ・不デキは、主人公に相対する“敵の強さ”に比例する」と言うのがボクの自論だが、ここではそれがものの見事に証明されたようでうれしくなってしまう。エドゥアルド・ノリエガ扮する凶悪犯と、老いたりとはいえシュワちゃんとの、黒コルベット対赤カマロZL1のトウモロコシ畑での爆走シーンや、国境の橋の上での二人のタイマン勝負は、思わず拍手でもしたくなるほど楽しめる。そうなのである。やはりボクらのシュワちゃんは、州知事なんかより昔どおりのタフネスな、アクション・スターがお似合いだ。
(2013/11/09)

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