正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
映画評の続きを読む

正統派映画評!『映画開拓史』点数の数え方

点数の数え方

正統派映画評!『映画開拓史』のスポンサー

Jocasi

個別映画評

イントゥ・ザ・ウッズ
INTO THE WOODS

イントゥ・ザ・ウッズ
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2014年
アメリカ
時間125分
監督ロブ・マーシャル
脚本ジェームズ・ラパイン
音楽ポール・ジェミニャーニ、マイク・ハイアム
出演メリル・ストリープ、 ジョニー・デップ 、 エミリー・ブラント 、 ジェームズ・コーデン 、 アナ・ケンドリック

オフィシャルサイト

 ブロードウェイで上演されトニー賞を受賞したディズニーミュージカルを、「シカゴ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」等の監督、ロブ・マーシャルが映像化した話題作だ。そしてそのお話は、誰もが知っている赤ずきんやシンデレラなど、お馴染みのキャラクターが“ハッピー・エンド”を迎えた後に問題に直面するフアンタジーだ。

 昔々あるところに、永年連れ添いながら未だに子宝に恵まれないジェームズ・コーデンとエミリー・ブラントのパン屋夫婦がいた。ところがある日、そんな夫婦のもとにメリル・ストリープの魔女が現れこう告げる。まだ生きていたころのお前んとこの親父に、ウチの庭で育てていた魔法の豆を盗られたことがあった。だからワシはお前たち夫婦に子どもが出来ない呪いをかけたのだ。もし、お前たちがこの呪いを解きたければ、森の中から“ミルクのように白い牛”“血のように赤い頭巾”“トウモロコシのように黄色い髪”この三つをひとつも欠けることなく持ち帰れ、と云うものだった。この言葉に子どもを授かりたい一心の夫婦は、自分たちの願いを叶えるべく奥深い森の中へと足を踏み入れていくことになる……。

 かくて、その“森の中”で出会うことになる“ジャック”に“赤ずきん”そして“ラプンツェル”と“シンデレラ”に“魔女”、更には“オオカミ男”までが加わる、ミュージカルにしては複雑な人間関係が絡み合うトンデモ話が展開する。しかしである。舞台版は見たことないが、なにせそのタイトル通りの“森の中”が舞台とあっては、薄暗い上に足場もままならぬせいでもなかろうが、ミュージカルには欠かせないダンスシーンがひとつもないのだ。元々この脚本にはダンスの予定は無いのかも知れないが、それにしてもただ“歌”だけで観せられる歌舞劇もまた味気ない。

 森の中オンリーの“弊害”は他にもある。カメラアングルがそうだ。カメラの動きのほとんどが横移動の繰り返しで画面変化に乏しいのは頂けないし、カメラが上下に移動するのは例のジャックの豆の木がするすると天に伸びる場面とか、巨人が木を踏み倒し森の中を歩き回る場面くらいのものだ。その“弊害”をカバーするためかどうかは知らないが、人物たちの顔面アップも頻繁でちょっとうるさい。世に、“ディズニー映画にハズレなし”なんて言葉もあるようだが、たまには“ハズレ”もあるのだろう。
(2015/03/27)

トップへ